人類の遺した八機の自己進化機械たち。人造の神。
「人類再生」を大目的に活動しているが、それぞれに異なる使命を持っている。
神機たちはそれぞれに自律し、個別の使命を持って活動をしながらも「人類再生」という大目的のために相互監視と相互協力を行う。
[第一神機プロパトール]神機統括[第二神機エクレシア]秩序維持[第三神機ノエイン]機密事項[第四神機アントロポス]人間定義[第五神機レティア]観測収集[第六神機ロゴス]文明発展[第七神機ゾーエ]身体再生[第八神機エノア]精神再生
G型主系列星を中心に広がるダイソン球。
神機たちが「人類再生」の研究開発をする拠点となっている。
構造体の核となっているのは、人類史末期に地球から打ちあげられた、神機の格納されていたロケット。
人間の精神データ。主にエノアの管理していた仮想世界の人間たちのもの。
人類の精神再生をするため、第八神機エノアが管理していた仮想世界。
地球環境を再現した仮想世界に、乱数を抱えた原始的な人工生命を配置し、その生命が人間的に進化するところからシミュレートされている。
また、仮想世界のなかで人間的な生命が生み出されたあとは、保管されている人類史をベースに、
ⅰ.標本点となる歴史的事象が発生するまでⅱ.標本点となる人物が発生するまでⅲ.標本点となる人物行動が発生するまで
何度も何度もシミュレートをやり直して、
実際の人類史を再現した環境と、その環境時にいたであろう人間的な精神構造の人工生命を生み出している。
この人工生命たちのなかで、第四神機アントロポスの定義上人間性が高いと判断されているものがミコトやアミといったE.V.Eにあたる。
特殊な人格データ。
エノアの管理していた仮想世界の人間たちのなかでも、とりわけ人間性が高かったり、E×Pへの適正が高い存在をいう。
イー・クロス・ピー。集めることで「本物の人間」になることができる。
真に「人間」として認められた存在。
ロボット三原則に基づき、機械たちにとっては神に等しい存在。
E×Pを集める等により、第四神機アントロポスの定めた定義を満たすことでなれる。
「神機」と呼ばれる自己進化機械。担当する使命は神機統括。
機械への強固な命令権を持つ機械。
エデンの全機械を管理していた中枢存在だが、現在はロストしている。
人類滅亡のキッカケとなった病。発症すると感情の鈍麻と意思欠乏がはじまり、次第に身体も麻痺していく。
最終的に全身硬化による多臓器不全がおこり、致死率100パーセントで死亡する。
全世界で同時多発的に同症状の人間が現れ、最終的に地球人口の二割以上が死亡した。
感染性でないことは認められているが、原因もメカニズムも解明されておらず、発症理由は不確か。
また、人間以外の霊長類や一部の犬や鳥といった生物でも発症例が認められた。
潜在欲求を高めることで自我を強化し、精神活動を活発にすることができる因子。