KEYWORDS
M.E.A.
Magic Enforcement Administrationの略。
魔法に関する事案を専門に取り扱う政府の組織。
魔法対策法
2003年に可決された法律。
魔法使いを危険対象と認定した。
違法魔法薬物:ルブルム
「万能感」「多幸感」「快食快眠」などの現代人のストレス解消に効果がある。
しかし中毒性が高く、効果が切れると言動が粗暴になる。
また、ウィザートを視ると魔法を使えるようになる中毒者もいるが、
それは“ダムド”と呼ばれる状態で、破滅への道と言われている。
フォグ
魔法使いにしか見ることのできないモヤのようなもの。
特定の呪文でフォグの中に入ることができる。
アナザー
フォグの中に広がっている別世界。
様々な世界が存在する。
ギルド
魔法使いによって構成されている組織。
魔法薬物ルブルムを流通させ、
魔法使いの人口を増やす活動を行っている。
オウル
渋谷に存在するノラ魔法使いの支援グループ。
ノラ魔法使い
どこの組織にも属していない魔法使い。
レプリカ
後天的魔法使い。
臨死体験を経て、魔法使いに覚醒した人種の総称。
レガシー
先天的魔法使い。
生まれた時から魔法の力を得ている人種の総称。
基本的にレプリカよりも強い魔力を持っている。
ウィザート
あちこちに描かれているグラフィティアートのようなもの。
魔法使いにしか描くことも視ることもできない。
ウィザートを視た魔法使いは新たな能力を開花することができる。
ルブルム中毒者がそれを視ると、一定確率で魔法が使えるようになる“ダムド”状態になる。

INTRODUCTION

STORY

この世には魔法を使える者と使えない者が存在する。
少数派の魔法使いは畏怖の対象として、一般人から危険視されていた。
魔法使いたちはただひたすらに素性を隠し、
ひっそりと暮らすことを強いられている。

2024年 東京・渋谷
魔法対策法に基づき夜間外出自粛要請が出されている。
しかし、既に形骸化しそれを守る者は多くはない。

霧積真凛は、魔法使いであることで、
その人生を“抑圧”されて生きてきた。
「最強になれば“解放”される」
父が遺した言葉を頼りに、
自由を手に入れるため、夜の渋谷に降り立つ。

西島佐理は、魔法に目覚めたとき、
その力を秩序のために使うことを決めた。
人々をモンスターに変えてしまう違法薬物や、
危険思想を持つ勢力から渋谷を守るため、
自らの正義を執行する。

意思に反して“抑圧”されてきた真凛。
自らの意思で“抑圧”し正義を貫く佐理。
あらゆる思想や文化が入り乱れる渋谷で
2人が出会うとき、物語は動き出す。

WORLD

東京都渋谷

常に進化を遂げている象徴的な都市。
それぞれのエリアにある、
魔法使いのみが行き来できる“フォグ”は、
アナザーと呼ばれる異界に続いている。

01
渋谷
渋谷

「スクランブル交差点」「センター街」「宮下公園」「道玄坂」「スペイン坂」など、
ランドマークとなるエリアが多数存在する。
街を歩けばSHIBUYA109を始めとして、有名チェーン店から知る人ぞ知る老舗の名店を見つけることができる。

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アナザー(異界)
アナザー(異界)

反政府組織「ギルド」が管理する魔法世界。
魔法使いでない者は入ることができず、漂う魔力によってモンスターが蔓延っている。
森や荒野といったフィールドだけではなく、工場や美術館のようなものも存在しているようだが、
その最深部に何があるのかは分かっていない。

KEYWORDS

M.E.A.
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M.E.A.

Magic Enforcement Administrationの略。
渋谷の治安を守る組織。渋谷に蔓延する違法薬物の撲滅、
治安を乱す魔法使いの取り締まりが仕事。
渋谷に混乱をもとらすギルドや、
独自の動きをするオウルといった組織を監視している。

オウル
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オウル

鯨井三千郎が設立したノラ魔法使いのための支援グループ。
過激化した自警団をけん制したり、
法に縛られたM.E.A.では取り締まることのできない事情のある厄介事に独自の制裁を下す。
M.E.A.からは危険な組織として監視対象となっている。
構成メンバーはミチロウと最愛の2人と、
ニカがたまに出入りしている程度で人数は少ない。

日本魔法ギルド
KEYWORD 03
日本魔法ギルド

日本を魔法の力で守護するために在野の魔法使いが終結し1923年発足。
しかし魔法の力を怖れる民意による事務所の焼き討ちなどが頻発。
1928年魔法制限法施行にともない反社会的組織として認定。
以来、魔法薬ルブルムの流通などで、
日本社会に強い影響を及ぼす。