19歳の大学生。14歳のときに交通事故で生死をさまよい魔法に目覚めた。その後は魔法使いであることを理由に自由に生きられずあらゆる抑圧を受けて育った。「誰にも負けない最強の魔法使い」になることで、自分を抑圧から解放し自由を手入れるために、父が残した言葉をたよりに渋谷を訪れる。
元警察官。2021年春、渋谷にてモンスターに襲われて重傷を負ってしまう。生死の境を彷徨うが、やがてレプリカとして覚醒してM.E.A.に入隊。M.E.A.の魔法機動隊に所属する若手隊員。周囲に推されてM.E.A.の広告塔としてもてはやされるが本人はその立場を嫌っている。
18歳の高校生。元陸上部。誘拐事件に巻き込まれ、生死の境をさまよい魔法使いに覚醒した。魔法使いであることを隠し陸上に勤しんでいたが友人にバレてしまい、強制退部。その後高校は休みがち。ある目的のためにオウルに協力しており、渋谷で偶然真凛と出会う。
20歳の魔法使い。自暴自棄になっていた時、ミチロウに拾われ、以降ミチロウを推し始める。軽く明るくふるまう言動が多く周りからは元気な女の子とみられがちだが、本当は落ち込みやすい性格。魔法使いであることを隠しながらも、自らの承認欲求を満たすため、フォロワー0人の鍵垢で一人寂しく呟いている。
佐理のチームで行動する取締官。情報収集力に長けており、チームの頭脳的立ち位置。魔法を隠して生きる生活が窮屈で、合法的に魔法を使用できるM.E.A.に入隊。出世に興味はないが、失敗はしたくはない。判断はいつも他人任せで責任を逃れがち。
古き良き日本男児の美学を掲げる32歳。問題児として、佐理のチームに配属となり、行動を共にする。見た目に似合わず魔法に対する恐怖心があり、己の拳頼みの戦闘でここまで乗り切ってきた。学生時代は、ラグビーに明け暮れ、体力と力には自信がある。魔法で社会を正すことが自分の使命だと思っている。
日本魔法ギルドの総帥。魔法使いの奪われた人権を取り戻すため、また、日本魔法界の秩序を守るために、レガシーを率いてM.E.A.と対立している。
日本魔法ギルドの内務卿。ギルド内の治安維持並びに、敵対的侵入者の排除を行っている。ギルドの永遠を信じているが、冷酷で残忍。
日本魔法ギルドのレガシー。美への探求心が強く、古今東西の魔法関連美術と資料の収集を行っている。
日本魔法ギルドのレガシー。魔法薬ルブルムを製造し、渋谷に流通させている。柄に顔の装飾を施された杖を持ち、本人の代わりにその杖がしゃべる。
日本魔法ギルドのレガシー。 魔法動物園の管理者であり、モンスターを創造調教している。10歳頃アナザーのモンスターを手懐けたことをきっかけに、真壁より正式に担当を任命。新たなモンスターの創造、戦闘能力向上に尽力している。
日本魔法ギルドのスカウト担当。真壁蒼空に心酔し、右腕を自認している。魔法使いをギルドに勧誘する独自システムの考案などで貢献。ギルドの古参である新崎の家名に誇りを持っている。
日本魔法ギルドのレプリカ。会社員だったが不運な事故が原因で魔法使いになる。22歳という遅い覚醒だった。ほどなく魔法使いであることを会社に知られて解雇。居場所を求めてギルドに流れ着く。新崎とともにギルドのスカウト業務を担当するが、あまり仲は良くない。
渋谷のノラ魔法使い。ウィザートアーティストを夢見る青年。学生時代芸術に目覚め、美術の大学に行くために勉学に勤しむ。しかし、無理がたたり免疫力が低下、そのタイミング引いた風邪が重篤化し、生死の境を彷徨う。その結果、魔法使いとして覚醒。魔法使いになったことでウィザートの美を知る。ひょんなことから真凛と知り合うことになる。
M.E.A.の副長官。英国の有名大学出身のエリートであり、20代でビジネスを立ち上げ経営者として過ごす。しかし魔法使いであることから、誹謗中傷が絶えず会社を譲渡。その後兄に誘われM.E.A.に参加する。レガシーだが戦闘は苦手なため戦うことはない。
M.E.A.の魔法機動隊隊長。父親の代までは日本魔法ギルド会員だったが、志道家との対立によりギルドを脱退、その後M.E.A.に参加し、現在の地位を得た。荒っぽく激しやすい性格の為、隊員達から怖れられている。
どこにも所属しないノラ魔法使いを支援するグループ・オウルの創設者。渋谷の魔法使いやその家族をサポートしている。しかしメンバーは少なく、モアとたまにニカが出入りしている程度の組織。顔が広く、渋谷にいる魔法使いと接点があり、多くの情報を持っている。生粋の世話好きである。