
緒賀岳志イラストレーター/コンセプト・アーティスト。参加作品に「GRAVITYDAZE 重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動」,「SIREN:New Translation」など。公式サイト:www.takeshioga.com
コンセプトアーティストの緒賀です。「ロストディメンション」では「ピラー」と呼ばれる、舞台となるタワーのデザインを担当しました。初めてお話を伺った時は、「人知を超えた異文化を感じさせるもの」、「圧倒的な巨大さ」といったコンセプトを頂いたと記憶しています。見たこともないもの、何にも似ていないものを描こうとする試みは少し怖いものですが、そこにこそ、この仕事の醍醐味があるのだと思っています。自分の中の新しい部分と出会えた、充実したお仕事でした。一年前に想い描いていた「ピラー」が、今どのように「ロストディメンション」の舞台として細部まで制作されたのか、私自身、実際に体験することを楽しみにしています。